自分の姿勢は気がつかない
歩いていて、ふとお店のガラスに映った自分の姿勢をみると
「うわ、こんなに背中が丸いの?」
とビックリすることありませんか?
私はよくあります…
そのたびに背中を伸ばして歩くのですが、しばらくすると元の姿勢に戻ってしまいます。
背中が丸いと見た目年齢がぐっと上がってしまうのですが、美容的なことだけでなく、健康にもかなりの影響があります。
猫背が健康におよぼす悪影響
背中が丸くなると、とくに
首と腰
に影響が出ます。
なぜなら、背中が丸くなるぶん、首と腰が反ってしまうから。
ためしてみましょう
ちょっとためしてみましょう。
真っすぐに立ってみてください。
そして、首と腰を固定したまま、背中だけを丸めてみてください。
どうでしょうか。
おそらく顔は下を向いてしまいます。
これでは、前が見えませんよね。
ですから首を反らさないといられないのです。
腰はどうでしょう
つぎに腰は固定したまま、背中を丸めて、首を反らしてください。
変な姿勢になりますよね…
前は見えるようになりましたけど、これでは歩けないですよね。
ですから必然的に腰も反らないと、まっすぐに立つことができないんです。
つまり、背中が丸まった状態で立つには、腰と首を必要以上に反らすことになってしまいます。
背骨が反ると神経が弱る
ではなぜ、腰と首が反ると健康に悪影響があるのか。
それは…
神経の出口が狭くなるから。
手や足、内臓に伸びる神経は、背骨の真ん中を通って、背骨の隙間から出ていきます。
でも、首や腰が反っていると、その隙間が狭くなるので、神経が圧迫されて様々な悪影響があるんです。
(実際は圧迫されていなくても、狭くなることで神経はダメージを受けます)
神経が弱る前に
いったん神経が弱ると、回復するのは大変。
ですから美容のためにも、健康のためにも、背中はスッと伸びていたほうがいいんです。
たまに鏡をみて、チェックしてみましょうね。