正月太りが心配…
雪かきでダイエット
冬本番ですね。
関東地方は平野部でも積雪があり、久しぶりの雪景色。
なる治療院も雪かきが大変でした。
クライアントさんの中には、
「ダイエットになりそうだから、雪かきもたまにはイイですね」
とおっしゃる方も…
冬は太りやすい
冬は寒くて外に出る機会が減るので、必然的に運動量も減ってしまいます。
でもお腹は減る。
食べる。
太る…
こんなサイクルになりがちな冬だから、一念発起して
「よし!運動がんばって、食事を減らそう」
という方も少なくありません。
東洋医学的な季節の養生
冬は「収蔵」の時期
ただ、東洋医学的にみると、冬はダイエットに向いていない季節なのです。
東洋医学の観方では、季節それぞれに合った養生法というのがあります。
その中で冬は
「収蔵」
の季節。
その名前から想像できるように、身体の内側にエネルギーを蓄えることが冬に合った過ごし方です。
一年周期で考えよう
冬の間にエネルギーを身体に蓄え、温存しておく。
そのエネルギーを春や夏といった活動的な季節に使い、秋になると徐々に活動量を減らして、やがて冬を迎える。
こんなサイクルであれば、大病を遠ざけることができるというのが、東洋医学的な一年の過ごし方です。
冬のつけが夏にくる
もし冬にダイエットを頑張りすぎて、
- 過度な運動を続ける
- 栄養を減らす
という過ごし方をすると、どうなるか。
その影響は、春や夏に出てきます。
春になり、気温や気圧の変化が大きい季節には、自律神経が乱れやすくなり
- 疲れがとれない
- 眠りが浅い
- 身体が重い
- 気持ちが落ち込む
- ふらつく
などの症状が出たり、さらに夏になると
- 大汗をかく
- 息があがる
- 体力が落ちる
などの、いわゆる「夏バテ」の状態になったり…
ほどほどの運動と栄養補給
大きく一年という周期で身体のことを考えると、冬の時期は
- ほどほどの運動
- しっかり栄養補給
の2点を考えてみてください。
効率
という面で考えても、春や夏といった身体が活動に適している状態のときにダイエットをしたほうがいいです!
まとめ
冬はダイエットを頑張るよりも、エネルギーを蓄える。
東洋医学的な観方をすると、
「太ってきた!」
「頑張らなきゃ!」
という焦りも少し緩和されるのではないでしょうか。
一年というスパンで身体を考えると、ちょっと気持ちも楽になってきますよね。