本格的な冬ですね
寒い…
「冬って、こんなに風が強かったっけ?」
と思うくらい、先日は暴風が吹き荒れていましたね。
こんな日が続くと、手先も足先も、そして身体の芯から冷えてしまいます。
そんなとき!
役に立ってくれる食材があります。
先日は、【生姜】のパワーについてお伝えしましたが、今回は…
シナモン
です。
シナモンの効果
漢方薬でもおなじみ
シナモンは漢方薬にも使われています。それも、かなりの割合で。
- 桂枝茯苓丸
- 桂枝湯
などはよく聞く漢方薬。共通している名前の【桂枝】というのが、じつは
シナモン
なのです。
昔は「ニッキ」と呼ばれていた
私は今年、55歳になるのですが、私の年代から上の世代だと
ニッキ飴
という名前はなじみがあると思います。
その「ニッキ」もじつはシナモン。
正確には、根っこの部分を使っているのですが、効果としては似ています。
ちょっと辛みがあって、刺激的でしたよね。
身体を温める
シナモンは身体を温めてくれます。
血液の流れを促すことができるので、冷えの気になる冬はとくに重宝します。
冷える
ということは、つまり血液の流れが不足していることが多いので、細胞に栄養が届かないし、老廃物も処理できない。
結果的に健康面で大きなマイナスになるんです。
血管を丈夫に
シナモンに含まれている『シンナムアルデヒド』、毛細血管を修復してくれる役割があります。
ですから、血管が傷みやすい年齢になった私には、とっても大切。
「あれ、こんなところにアザが。いつぶつけたんだろう…」
なんてことありませんか?
それは、いぜんなら腕や脚をぶつけても大丈夫だったのに、血管が弱くなったために内出血が起こったためです。
抗酸化作用がある
こちらもとてもうれしい作用です。
ストレスにさらされることの多い現代人は、どうしても身体の組織に活性酸素が発生しやくなります。
その活性酸素がDNAを含めたたんぱく質を劣化させ、細胞自体を衰えさせてしまいます。
その活性酸素をやっつけてくれる抗酸化作用は、とてもありがたいんですね。
シナモンをどうやって摂る?
お菓子によく使われるシナモンですが、やっぱり何かに入れて摂り入れるのが手軽です。(脇役ですね)
シナモンティーはダイレクトですが、コーヒーや牛乳、豆乳、あとはココアにもよく合いますよ。
ただシナモンパウダーは水に溶けにくいので、よ~くかき混ぜてくださいね。
シナモンで温か若返り
手軽に手に入り、しかもさまざまな身体にプラスの役割のあるシナモン。
どうしても脇役になりがちな食材ですが、その効果は主役級です!
ぜひ生活のなかにシナモンをとりいれて、この冬を健康に過ごしましょう。