生姜の効果
3週間ほどまえのブログで、冬に生姜を食べるといいですよ~とお伝えしました。
漢方薬にも多く使われる生姜には、どんな効果があるのでしょう。
風邪症状を緩和
生姜は発汗作用によって熱を下げたり、咳を鎮めたりしてくれます。
また、生姜に含まれているジンゲロールやショウガオールは殺菌作用もありますので、細菌性の風邪や胃腸炎などを予防してくれるのも、うれしい働きですね。
冷え性を解消
さきほどのジンゲロールやショウガオールは、血行を促進してくれる働きももっています。
特に、ジンゲロールを加熱して乾燥させるとショウガオールが増加。
するとさらに血流を促してくれるので、身体の芯から温めてくれますよ。
胃腸の活性化
漢方薬に使われる生姜は、とくに胃腸に作用するものが多いです。
生姜は胃腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)、つまり消化液と食べ物を混ぜて、砕き、小腸に送るという胃の働きを活性化してくれます。
そのため、胃の動きが落ちることによる
- 吐き気
- 胃酸過多
- 胃もたれ
- 逆流性食道炎
などで困っているときに、イイ働きをしてくれるのが生姜です。
生姜を食べ過ぎると
やっちゃいました、私…
冷え性なので、たくさん食べれば手足が温まるだろう!と思い、乾燥した粉末生姜を大さじ一杯、お茶づけに入れて食べたんです。すると…
胃腸を刺激
乾燥した生姜は、パワーアップしていますので、当然、胃腸への刺激もかなり大きなものになります。
考えれば分かりそうなものですが、浅はかな私は
ドバドバ
入れちゃいました。
いや~、カラかった!これは温まるぞ~と期待していましたが。
生姜パワー
たしかに身体は温まりました。ポカポカ。
でも!
数時間後、お腹がなんだか痛い…
生姜をたくさん摂ったことを忘れていたので、
「なんでだろう…」
と翌日になるまで気がつきませんでした。
何か悪いものでも食べたかな?と思ったのですが、なんとこの下痢は
4日間
も続いたのです。
おそるべし、生姜パワー!
適量を知ること
お伝えしたいのは、生姜を食べないように!ということではないのです。
私の体験が実証したように、生姜には身体に対してかなり大きな働きがあります。
ということは、うまく使えば健康への助けになる。
私のように安直に
いっぱい飲めばいいじゃん!
と大量に生姜を摂らなければ、大丈夫。(そんな人、あんまりいないですよね…)
まずは少量からはじめましょう。
少しずつ量を増やしていって、あなたにとっての適量の生姜はどのくらいか知れば、健康の助けになります!
生より乾燥生姜
ちなみに、生の生姜なら、チューブよりも生姜そのものを使いましょう。
添加物なども入ってないので、続けて使うならスーパーの野菜売り場へGO!
胃腸の調子を整えたいなら、生の生姜が合っています。
もし冷え性を解消したいなら、乾燥生姜がオススメです。
日持ちしますし、ショウガオールのパワーがさらにアップしていますので。